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8th FAIRspirits CUP

CLUB東福岡アカデミック・アンド・アスリートのオフィシャルイベントである本大会は以下の趣旨のもと宗像市グローバルアリーナにて第8回大会を開催致しました。

人工芝のすばらしいグランドにて試合経験が少ない年代の大会形式での経験を積み、レベルアップを図る。 サッカーを愛する仲間達との交流を深め、フェアな精神を育みお互いの発展を祈り、健全な青少年の育成を目的とする。 「FAIRspirits」の大会名に相応しく、サッカーを通してグローバルな視点から公平な心を持ち、理解を深める。


5月は世界フェアトレード月間、そして5月の第2土曜日は世界フェアトレードデーとして世界中で一斉にフェアトレードをアピールする日とされています。 本大会も2008年に第1回大会をスタートさせて2009年の第2回大会より5月のフェアトレードマンスに合わせた開催としました。

2012年の第5回大会までは福岡市内で開催していた本大会、一昨年から会場を宗像市のグローバルアリーナに移し参加チームも16チームに増えて2日間の開催となりました。

開会式では恒例のフェアトレードミニ授業、子供たちは学校でもサッカーでも習うことがないサッカーボールの生産国パキスタンのことや協賛のイオントップバリュ㈱様、ミニストップ㈱様から頂いたコーヒーやチョコレートの生産国の実状を少しだけ知ることができました。

恵まれた日本の素晴らしい環境で大好きなサッカーができる子供たちは話に耳を傾けて、発展途上国の子供たちのことを考えて今後の自らの意識や行動に働きかけてくれることと思います。

サッカーを通じて世界を知り、人を思いやり、将来の社会に向かう為の人間的な成長が促すことを目的とした今大会で今年もたくさんの子供たちが何かを感じてくれたと思います。

協賛各社の皆様ありがとうございました。




今大会で使用するオリジナルのサッカーボールはパキスタンで製作致しました。 もちろんフェアトレード認証を受けて生産者の自立の為に役立てていただきます。

今大会の試合球は参加費の一部で購入したフェアトレードサッカーボールASPIRO(パキスタン企業VISION社製)を使用します。 世界のサッカーボールの75%はパキスタンで作られています。 一つ一つが手縫いですが労働賃金は安く児童労働の温床となっています。 学校に行けない児童が1日中働いて得る収入はミルクとパンを買えるのがやっとな程度です。 当然ながら自分達が作ったボールでサッカーをして遊ぶことなどありません。 こうした労働環境を改善し児童労働をなくす為の一つとしてフェアトレードサッカーボールがあります。 フェアトレードサッカーボールは通常の支払いとは別に奨励金が支払われ生産地パキスタンの子供の教育や労働者の福祉に使われ、恵まれなく困難な環境の中でも懸命に努力している世界の人々の発展に貢献しています。 私達は今日この素晴らしい環境でサッカーができる幸せを感じ、感謝の気持ちを持って世界の子供達にとってフェアな社会環境になることを願いましょう。

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